出番直前の様子。トイレットペーパーの上にDDJ-400を乗せて立ってDJをしていた
4月9日に同僚にDDJ-400を格安で譲っていただいたのですが、「じゃ、いつイベントやりましょうか?もちろん出演してくださいね」という話になり、5月21日にイベント参加という突貫工事スケジュールで DJスキルを仕込みました。その感に考えたことを書きます。
まずはお手本探し
まずはお手本を見つけるところから始めました。DJというとULTRAとかのパリピ!テキーラ!みたいなやつか、前行ったVISIONのTECHNO INVADERSか、という感じで自分のやりたいイメージとは程遠く、まずは自分のやりたいイメージを探しました。色々掘っていったところ、Future系のジャンルの曲が面白くて、サンクラでその辺をとにかく掘りまくりました。そこそこに音楽が好きだったはずなのに、びっくりするぐらい全然何も知らなくて、とにかくDigるのが楽しかった。
DJのスキルってなんだ
How to DJと言われるようなチュートリアル動画を見まくりました。日本語であるものはほとんど全部(Youtube見るとだいたい進捗バーが付いている状態になっている)英語のものもわかる範囲で見ました。で、「どの曲を繋げればいいの?」となってしまい、数日ボーッとしてしまう。その間、とりあえず曲が足りないのかも?と思い曲のDigはやる。とりあえず同じアーティストの同じテンポのものを繋げるのが一番簡単そう?と思いチュートリアル通りにテンポ合わせてイントロとブレイクを繋げてみると、いい感じに繋がって、ヨッシャーとなる。つなぐ場所を探すために、音楽の構成とか、それと合わせて音楽のジャンルとかも勉強できて、それもめちゃめちゃ面白かった。
プレイリスト作る
とにかくかけたい曲をプレイリストにまとめてBPMでソートして上から順番にかける練習を始める。どうやっても繋がらない曲とかもあって、なんで?と理由を探しているうちに音楽のコードとかも勉強できた。(実際生きているわけではない)とにかくプレイリストに曲をガンガン突っ込んでBPM順に繋げて省いて、というのをやり続ける。だいたい良さそうなプレイリストが出来上がって、queを一通りつけて、ホッとする。
直前通し練習
プレイリストを作ったのは3週間前ぐらいで毎日練習していたので、自分のプレイリストに飽ききってて、しばらく触らずほったらかしにしてたんだけど、本番前だ!ということでやってみるとボロカスにミスして「マジでやばい!!!!」となり本気で練習し始める。連日通して練習してとにかくミスなく40分(自分に与えられた尺)をやり切るというのを練習した。
本番
めちゃめちゃ緊張して踊る足がとにかくベタベタして気持ち悪かった。slackも見れずとにかく走りきって、なんとか40分やり切る。1箇所明らかにミスったな、というところがあった(ドタった上にlowを戻し忘れた)けど、概ねミスなく走り切れて本当によかった。みんな初めてなのにめっちゃ上手い、と言ってくれて嬉しかった。
今後の課題
他の人のDJを聞いてみると自分よりやっぱり格段に面白いな〜と思った。自分は教則通りにきっちり繋げただけだけど、2枚同時にかけてみたり、Mixも拘ってたり、こんなRemixあるんだ?!みたいな選曲してたり、で聞いてて面白かった。Digの深さも足りないし、手元のアイデアも少ないんだな、というのを痛感した。
上達のコツ
とりあえず1ヶ月で初心者なりにDJスキルを仕込んだけど、この日に絶対に演奏する!というのがあれば絶対に練習するので、とりあえず他人を巻き込んで約束を取り付ける、というのが大事だと思った。とりあえず機材買ったら出番をブッキングする、これが上達のコツだなと思った
まとめ
総論、めちゃめちゃ楽しかった。社会人になってからまともに毎日趣味に打ち込めるようなこともなかったので、そういう時間を毎日取ってちゃんと成果にできた、ということが嬉しかった。引き続きやりたい!!!!!また参加するぞ!!!